交通事故による腰痛
- 交通事故で腰をひねって痛みが続いている
- 交通事故以降手足にしびれがある
- 事故以来だんだん腰痛がひどくなってきた
- 整形外科では異常なしと言われたのに、腰が痛い
- 交通事故から数日経過して痛みが出てきた
交通事故の衝撃により、引き起こす腰部捻挫(腰痛)は、レントゲンやMRIなどの画像診断では写らないことが多く、医療機関では「異常なし」と診断された方も多いのではないでしょうか?
歩行中、バイク、自転車での事故はもちろんですが、自動車に乗っていて事故に遭った際、シートベルトで固定された腰には、普段では考えられない不自然な力がかかります。
これが、交通事故による腰痛の発症原因となります。
そのため、事故に遭ってから強い痛みの症状が現れたり、血液やリンパの流れが悪くなったり、筋肉や筋膜が傷ついて炎症を起こすこともありますから、交通事故に遭ったときには首ばかりではなく、腰にも意識を持つ必要があります。
「むちうち」と「腰痛」|熊本市腰痛改善.com
人間の頭部は、成人男性で平均5キログラム程あります。
その重さを首だけで支えているのですから、交通事故の衝撃を受けてしまうと首へのダメージは相当なものです。
突発的に大きな力がかかり首周囲に存在する組織が損傷することで、外傷性頸部症候群いわゆる「むちうち」が発症すると考えられています。
むちうちを発症するほどのダメージを受けると、その影響で腰部に痛みや違和感を覚えることが多くあります。交通事故の際の衝撃で身体が揺さぶられ、重たい頭部が振り回される反動で、腰部に不自然な力がかかるためです。腰部は歪みやねじれに対してはとてもデリケートな部分です。
この痛みや違和感は腰椎のズレや筋肉・筋膜の損傷が原因で起こることが大半です。
また、椎間板の一部が事故の衝撃でダメージを受け、椎間板ヘルニアとなる場合もありますから注意が必要です。
交通事故による腰痛の治療|熊本市腰痛改善.com
交通事故を起因とする腰痛の場合、痛みが事故直後に出てくるとは限りません。
時間の経過とともにだんだん痛くなってくる場合があるので、事故に遭ったらまずは医療機関を受診しましょう。
レントゲンやMRIなどの画像診断の結果、異常なしと診断され、電気治療や痛み止めや湿布薬を処方されるだけで終わってしまうかもしれません。
しかし、痛みがあるのなら早期のうちにきちんとした対処が必要です。
最初に当院にご来院頂いても大丈夫です。詳しく検査する必要があれば提携の整形外科をご紹介いたします。
交通事故が原因の腰痛は、腰椎のズレや筋肉・筋膜の損傷が原因の場合が多いので、その状況に応じた対応が必要となります。
炎症の症状が強い場合は、まず炎症が落ち着くまで患部を安静にし、症状が安定してきたところで残った症状に合わせた治療を行うことが必要です。
神経が圧迫されたことによる痛みやしびれなどの症状も、腰椎を矯正することで軽減されます。交通事故による腰痛の発症部位によっては、放置していると身体の麻痺などの重い症状につながることもあります。
衝撃による骨や筋肉の歪みやねじれから循環機能が衰えてしまうと、自然治癒力が低下してしまうこともあります。交通事故を起因とする腰痛は慢性化しがちですから、痛みを感じたらできるだけ早いうちに改善に向かうように適切な治療をすることが重要です。